訪問者の方々97年5月分

 訪問者登録をして下さった方々です.有り難うございました.下のほうが古い書き込みです。
ちょっと急いでコメントを書くことが多かったので、失礼な文があるかもしれません。お許し下さい。


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Thu May 29 00:13:14 JST 1997

久保田和男 < >

久保田です。コメント承りました。恩陰出身者と書いたのは、やや誤解を招く発言でした。これは、「恩陰出身者でも」、とすべきでした。つまり、王安石は科挙官僚以外からも広く人材を集めた、ということがいいたかったのです。北宋前半では、恩陰出身や胥吏上がりのものは、馬鹿にされて高官になれなかったのですが、王安石は、薛向や呂嘉門など、恩陰出身のものを財務官僚として重用されたことが知られています。王安石執政時代と神宗親政時代の違いですが、これは学会でも本格的には論じられていません。一部の論考に傍証的にかかれているだけです。私の考えでは、行財政面での徹底的な改革を目指した王安石に対して、神宗は、やや腰砕けの面があり、反対論の多さに耐えられなかったように思います。神宗親政時代の特色は、国家の権力構造を目に見える形で、表現したことのように思います。たとえば、官僚制度を、唐代の三省六部の体制に戻すとか、西夏討伐の軍を起こすとか、首都の城壁を華麗なものに作り替えるとか。そんなことに王安石の時代に増やされた国家財政を使ったのです。もっといろいろな変化が両時代にはあったわけですが、思いつくことだけ今日は書かせていただきました。 メーリングリストについては賛成です。よろしくお願いします。


 久保田様、早速のご返事、有り難うございます(^^)。

 あっ、なるほど、そういうことでしたか。うーん、神宗時代との話は難しいですねえ。そうなんですか。やっぱり既得権益層(官僚など)に対しての大きな行財政改革には王安石の強い意志がないと駄目だったんですかねえ。ああ、でもむずかしっ。やっぱり歴史は奥が深いですねえ!(と言って逃げる^^;)


Mon May 26 20:29:28 JST 1997

東坡肉 < HQE01543@niftyserve.or.ja >

 ども、東坡肉です。久保田さん、詳しい解説、とても参考になりましたです。蘇東坡先生が王安石と同じことをやっていたか、はともかく、蘇東坡先生も「新法」に対しては「なにがなんでも反対」という訳ではなかったようですね。
 東ヶ崎さんへ。名前とあざなのことですが、基本的には一緒に書くことはありません。ただ、「一緒に書かれているように見える」ケースがあるだけなのです。それは、名前の下に割注として、あざなが書かれているケースで、時として、注の文字が本文と同じ大きさの字で書かれているために「連記されているように見える」だけのようです。
 と偉そうに書いてきましたが、実は私めも同じ様なケースを発見して、「なにこれ????」と言う状態になってしまい、ニフティの「歴史フォーラム」で質問した結果、二階堂さんという方に教えていただいたに過ぎないのですが…
 それから、人気投票で、「司馬光」に投票させていただきました。次回は、「歐陽脩」に投票する予定(^_^;


 東坡肉様、有り難うございます(^^)。
 あわわ、私の読んだ本では王安石が蘇東坡を非難した文が載っている(^^;;)。しっかし、こんな風にはっきり悪口を言う奴は確かに嫌われるかもな〜。

 なお名前と字(あざな)の話、有り難うございました。うーん、やっぱり恐るべしニフティフォーラム(^^)。私もニフティ入っているのに一度も見たことない....(パソ通めんどくさい^^;;)。中国史の楽しい話題が一杯...なんでしょうかね。

 投票お願いします。人物雑記への記入はおいおい行います(^^;;)。


Sun May 25 00:55:38 JST 1997

久保田和男 < >

久保田です。最近、このhpの訪問者頁は、中国史関係のメーリングリストのようになってきましたね。 そういったものができればよいとおもっていた私にとってはうれしく思います。 さて、新法旧法の問題ですが、どちらがすばらしいとか、ということではなくて 社会経済史的な問題で考えたいと思います。 まず、新法は富国強兵策が基本です。仁宗時代に西夏との 戦争が続き、国家財政が破綻しました。そのため財政再建が必要となった。 そこで、英宗・神宗は傍系から入り、徹底的な改革を企てたわけです。 そんな中で登用されたのが王安石であり、非常に変わり者で有名であった人物でした。かれは、旧秩序は無視して改革を進めます。そのためには 軍事制度や財政制度の改革を手がけることは当然ですが、科挙制度まで手がける。科挙の答案まで自分の思想で統一してしまったのです。これを王学というそうです。また、科挙官僚以外の、恩陰出身者を登用し財政を豊かにするために、増税策をしました。だから後世から評判が悪い。評判がよくなったのは、梁啓超が推奨してからなのです。 かれの意気込みや、信条は正しいと思いますが、一緒にいたらやはりやなやつという感じではなかったか、というのが私の感想です。(これではどちらが好きかという議論になってしまいますね。) 蘇軾も王安石がいなかったら 同じことをやっていたと思われています。話を元に戻します。 王安石の考えていたことは、金持ちから税金をとる。また、金持ちがやって もうけていることを国家が代弁するというもので、今風にいうと、大きな国家をめざしていたようです。それに対して司馬光は、金持ち階級を国家の支配の道具として利用するという立場をとっていました。これは大きな違いです。科挙官僚の多くは金持ち階級から出身しました。だから新法には反対です。 それに対して、新法派は王安石に見いだされた卑賤の出身の官僚たちだったのです。このあたりに新法旧法の違いが見えると思います。 蕪辞をつなれました。ご容赦ください。


 久保田様、毎度どうもです(^^)。

 へー、王学という言葉は知りませんでしたね。上の人物登用に関する記述は私の読んだ本ではちょっとイメージが違います。そこでは恩陰出身者と言うより、単に「詩文にすぐれ、弁論に長けた」者に過ぎない「官」の下で、実際の行政事務に携わっていた「胥吏」達を、より積極的に登用することで、合理的・実務的な政治を目指したというように書いてありました。「金持ちから税金を〜」以降は私も同じイメージですね(^^)。

 「どちらが好きかという議論(?)」は結構じゃないですか(^^)。私の頁では、どちらかというと最後にそれを言い合いたいと思っている頁です。ちなみに私のイメージでは、王安石は正しいと思ったらそれを貫こうとする「私にはないところをびしっと持っている」良い感じのやつで、思わずふらっとシンパになってしまいたい気分ですね(^^)。中流から下の出身だし、久保田様から教えていただいたイメージも悪くないですし(^^)。

 ちなみに中国史関係メーリングリストって出来ないかなあ、それもこの訪問者リストで話しているようなミーハーなのから専門的な話題を含むようなのがあれば良いのになあ(もっとも私自体は「急性ML中毒者体質」なのであんまり参加するつもりはないです^^)と思っているのですが、まだないんですよね。もっとも友人が作ろうとしたのを「就職前にはやめとけや」と言って止めさせた私ですけど(^^;;;)。

 実際、回転するのかという問題もありますよね。「中国史について(毎月話題を決めたりしながら)自由に話せる頁が欲しい」という、ばくれつたこ様の意見もあったりしました。ML管理は流石に勘弁願いますが、もし希望の方が多いようなら、どなたかがMLを立ち上げてくれるまで暫定的にということで、そんなことをするような頁(つまりは中国史を話題にする掲示板かな)を検討しますけど、どんなもんでしょうかねえ(少しCGIに自信を付けたからと言ってこんなこと言っていいんか^^;;)。

 まあ、もしご意見のある方はどうぞ。(まあ、インターネットだから取りあえず立ち上げてみりゃいいのかもしれませんが、何しろやるには「掲示板」なるものを勉強しなくてはいけないもんで...ちなみにあまり面倒なことをやる気はありません^^)。


Sat May 24 04:47:30 JST 1997

東ヶ崎 祐一 < jay2@mcgroup.or.ja >

こんばんは。またうだうだ書きます(^^;)
今日も中国関係の本を3冊買ってしまいました。ひとつは講談社現代新書の『孔子』。これはあまりおもしろくなかった。よくも悪くも一般人向けの入門書って感じ。 おもに孔子の学統についての内容だったけど、解釈にあまり新味がないし、子路があまり出てこないし(笑)。
2つめは中公文庫『永楽帝』。著者はもとうちの学部長。これはもと書かれた時期は古いけど、明の一番活きのいい時代&皇帝を扱っているだけあって面白い。足利義満や鄭和も出てくる。
最後はご存じ田中芳樹の新著『海嘯』。こちらはまだ読んでません。感想はあとで書きます。

名前と字のことですが、この前資料として読んでいた中国の本の序文に、名前に続けて字が記されているものを見つけました。 こういうことはしないものと思っていた者には、ちょっとショックでした。
でもその人の名前、どちらが名でどちらが字かはっきりしてないんですよ。もし「姓+名+字」だったらほんとにびっくりなんですけど、 「姓+字+名」だったら、『史記』の孔子世家の「父は叔梁[糸乞]」のような例があるから、まあありえないことじゃないんだろうなと思うんですが。 ほかに、名と字を併記した例は、誰か見かけてないでしょうか??

あ、この前の「天災」ってはなしは、がさつな男が心学の先生に「腹が立つことがあったらそれはすべて天のせい、天災と思ってあきらめなさい」とさとされ、友達にとんちんかんな心学の受け売りをするって話です。 落語って中国から来た話がいくつかあって、「まんじゅうこわい」も中国の笑い話がもとだし。
すごいのが「野ざらし」ってはなしで、これは釣りの帰りに人骨を見つけて供養すると、夜中に美女の幽霊がお礼にと夜とぎをしに来る、これを聞いた男がまねして釣りに行く...って話ですが、 中国の原作では、野ざらしの人骨を見つけたので供養すると、夜に楊貴妃の幽霊が夜とぎに来た、これをまねした男が別の野ざらしを弔うと、夜に「ヒでございます」、何と夜とぎをしに来たのは張飛だったという話。 中国語で「妃」と「飛」がfei1で同音であることにかけたシャレがオチなんですね。
中国と日本は英雄のみならず笑いも共有してたのでしょうか。

王安石の新法関係の話は、素人は撤退します。
では。


 田中氏の『海嘯』は新聞で発売を知り、思わず買ってしまいました。いづれ感想を書くでしょう。後の二冊は知りませんでした(^^)。後者の方はいつか読んでみたい気分です(^^)。

 名前と字とを並べる書き方は、田中氏は本で断固否定していますが...あっ、東坡肉様が上で述べて下さってますね。

 笑い話、面白いですね(^^)、笑ってしまいました。中国の笑い話には、二三世紀に原型が出来た『笑林』と明末に出来た『笑府』などがあるようですね。結構面白そうなのでそれらが収められた本でも、いつか読もうと思っていました。

 うん!?fei1と書いてあるのは私の雑記帳でのピンインの書き方を早速真似てくださったものでしょうか!?表現の仕方が分からなかったので取りあえずこのように「ローマ字+声調」という書き方をしたのですが、良い書き方がありましたらどなたか教えて下さい。


Sat May 24 00:03:59 JST 1997

山田崇仁 < RXE04751@niftyserve.or.ja >

 お久しぶりです。山田で御座います。  今日、師匠に「研究水準が低い! お前はワシの研究をわかっとらん! 」 と説教されてしまいました・・・ また火曜日に文章で続きをくれるそうです。  昨年、少し? 西安で発見されて騒がれた「孫子兵法」についての論文を見つけたので、 それの感想を私のHPの「中国史コラムのコーナー」に書きました。  図版も手元にありますが、そのうち載せます。  それでは、これで。


 どうも御記帳有り難うございます(^^)。

 新人の身としては社会人もメンドウですが、一応研究室(といっても理系^^;)に身を置いた者としては研究のメンドウさも分かります(^^)。頑張って下さいね!

 「騒がれた『孫子兵法』」というのは、従来伝えられてきた何倍もの量の兵法書が発見されたというやつですね(^^)。これだから中国史はやめられないんですよねえ。実はまだまだ古代の書物が見つかる可能性があるから。面白いもんですね。あっ、頁の方はまだ拝見していませんがいずれ読ませて頂きます。


Thu May 22 17:33:54 JST 1997

雪見酒 < tomohisa.kuwahara@brother.co.ja >

こんにちはぁ☆最近は仕事が暇なので(^^;;)また来てしまいましたぁ☆

高崎さん,お忙しいところ御返事(?)ありがとうございます(^^)
確かに歴史小説は全てがフィクションでないため,作者独自のの解釈が入りますので,
「なるほどこういう見方もあったのか〜」とか,「これはちょっと可哀想だな」とか感じながら
自分の歴史観をもっと深めることが出来ますね(^^)専門書より理解しやすい所は私みたいな初心者には
大いに助かりますしね。また,高崎さんが言われていたみたいに,正史は勝者の側から書かれているので
勝者に都合の良いとこしか採用していない,といった面もありますから,そこを小説等で補っていく
ような見方が出来るようになれれば良いな,と思ったりしています。
下の「故宮」の本では,隋の煬帝暴君説への異論が出ていたりしてましたし。

他の皆さまもいろいろなご意見ありがとうございます(^^)こうして中国史についていろいろ
語り合える場所っていいですね☆私の関心は現在古代に向いてますが,皆さんの意見を読ませて頂いている
うちに,私も新法と旧法についても一度じっくり考えてみたくなりました。

さて,私は今NHKTV「故宮」の小説版を読んでいたりします。第二巻の巻頭に陳先生が
前秦の符堅にについてちらっと書かれていました。私も民族融合を図った符堅と肥水の戦いのあたりには
興味があるので,陳先生本格的な小説でも書かないかなぁ〜なんて思ったりしてます(^^;;)
何か符堅に関してお薦めの本でもありましたら教えて下さいm(__)m
ではでは〜(^^/~~ 陳先生いつか本格的な小説


 上でおっしゃっている小説の楽しみ方はまさにその通りですよね。ということは正史を知っていたり、いろんな小説を読んでいれば楽しさ倍増と言うことで、やっぱり「歴史」ってすごく楽しめるものですよね(^^)。普通に作られた小説なら別な見方とかってしようがないもんなー。

 へえー、煬帝暴君説への異論ですか。どんなのなのでしょうかね。そういえば、唐というのは中国が儒教が広まって、初めて統一された王朝ですよね。だからその前王朝である隋の扱い方も激しくなったんじゃないか、とかふとふと思ったのですが...こんな話ってやっぱり勝手な見方?(^^;;)

 ちなみに苻堅の小説は知りませんねえ、私の読んでいない小説もかなりあるんで存在しないのかはしりませんが。


Wed May 21 21:23:40 JST 1997

東坡肉 < dongpo@mxz.meshnet.or.ja >

 どうも、東坡肉です。最近、このコーナーが新法・旧法対決の場と化しつつあり、なんか楽しいですね、こういうの。
 あ、それから、「王安石以外、新法にろくな人物がいない」と言ったのは、言い過ぎでした。私めが「王安石以外、ろくな人物を知らない」だけで、「いない」わけじゃないですよね。
 ただ、王安石を裏切って失脚させた呂恵卿や、徽宗の贅沢芸術趣味を満足させるためだけに「新法」的手法を使って、人民の膏血を搾り取り、北宋滅亡の下地を作った蔡京とか蘇東坡先生を二度も流罪にした章惇とか、ろくなやつを知りません。(ってそれ以外の新法派の人も全く知らないが…(^_^;)
 旧法派については、後ほど投票で書かせていただきます。いい加減に書いて、嘘付いてもいけないので…(^_^;
 いずれにしても、この時代、新法にも旧法にも個性的かつ有能な人が続出しています。見方によっては、党争が宋の国力を弱めたともとれますが、私めは、党争を国家の活力の一端と見たいです。特に、最初の王安石時代くらいには、双方とも、お互いを尊敬しあう空気があってとてもいい感じですよ。王安石失脚後は、どうしようもないのも事実ですが…
 いずれにしても、この時代は、面白いし、もっとメジャーになってもいいんじゃないかな? では、また。 


 どうもです(^^)。
 蔡京は水滸伝で有名ですけど、彼の時にはもはや政策と言えるようなものでは無かったというのは読んだことがあります。それから王安石の時には、意見の差は差として、相手の左遷されたことを気遣うなどの雰囲気があったことは私も読みましたねえ。その後はもう完全に追うか追われるかのかなり醜い争いになってしまったとか。

 ちなみに私も党争は宋の国力を弱めたとは思いたくないですね(^^)。民主主義国だって党争ばっかりですが、必ずしも国を弱めるとは限りません(近現代とは一緒に出来ない?)。自由な発想の意見を出せる雰囲気があったというのは素晴らしいと思うのですが....

 うーん、でも北方民族の武力に対抗出来なかったんだから、弱めたのかなー。でも軍事力が国力とは限りませんよね、民間の力も含めて国力と考えればやっぱり活力はあったと思いたいっ!

 そういえば宋の(一時期の?)軍隊って、失業対策みたいな面もあったとか。それで弱くなっているんだから絶対軍事力とかでは測れませんよね、国力って。やっぱり宋って良い国だなあ(;_;←単なる思い入れ)


Wed May 21 10:11:40 JST 1997

すうが < >

すいません、訂正です”原本の”ってなんだよ一体。”原本も”です。また来るって言って本当にすぐ来ちゃったよ。


 というような訂正のお願いも、もし本当に原文を訂正なさりたいならメールでお願いしますね。何しろ、こういう訂正文でさえ訪問者の足跡として残しておきたい気分になっちゃうものですから(^^)。
Wed May 21 10:04:38 JST 1997

すうが < s075485@ems.toyama-u.ac.jp >

す、すみません前回コメントの文章くしゃくしゃでした。自分で見直して消したくなってました。授業遅れそうで急いでたとはいえ、不覚。
もう一つ、投票のほうも、考えてみれば、自分で入れ直せばいいだけの話ですね。考えが足りずに御手を煩わせてしまいました。
 と、謝るだけ謝ったので話を変えて、祝、記帳人物雑記更新!忙しくてこっちは手が回らないのかなー収拾付かんくらい人物増えてきとるしなーとか思いながら半ばあきらめてたんですが、こんなきれいになってくるとは!とくに、時代ごとに分けてあるのがとってもよいです。
でもこれでまたマイナー人物投票に”誰もいれてない時代の人物にいれる”という新たな目標が出来てしまった。予定では次は朧西の李徴のはずだったんだけど。まあ彼はメジャーだし、原本の忘れてまだ調べてないのでまたこんどだな。
では今日はこのくらいで。多分また来ます。


 再びの御記帳、有り難うございます(^^)。

 全然、おかしい文章じゃないと思いますよ。私も自分の出した文章の内容は(以前は!?)気にする方だったので、お気持ちはよく分かりますけど。「くしゃくしゃ」という表現をしたくなるがよく分かります(^^)。

 他の方もそうですが、ご自分の文をどうしても訂正なさりたい場合はメール等を下さい。限りなく法・道徳に反する文でない限り私の判断で削除することはありません。ですから皆様の判断にお任せします。

 さて、更新した人物雑記を誉めて頂き、有り難うございます(^^)。確かに「収集つかん」というぐらい人物が増えてしまい大変でした。でも小さな一票と短い記帳の中に、皆さんの「思い入れ」があると思うと簡単にはやめられませんっ!とか何とか言いながら家頁の良いネタであることも確かな訳でして(^^)。最近ではこれのお陰で「書くことなくなりそー、ネタ切れー」ということは無くなりました。本当に感謝です(^^)。

 ということで、実はこの私的中国史調査会はいつの間にか皆さんの参加(中国史頁を作っている方々、投票・人物記帳に参加して頂いている方々、そして訪問者リストに参加して頂いている方々などなど)で成り立っている頁であり、参加者の方々自体が強制的に会員なんですねえ、実は(^^)。これからも皆さん、お願いします。

 でも投票頁でマイナーな人物の時は記帳していただけると「きーっ、この人物は分からんぞー」とならず、「あれ?、載っていないや、まっいっか、記帳してくださっているしー」という感じになって、大変助かります(^^)。

 ちなみに私の雑記の文章はおかしい文だったり、調べ方が浅かったり、きちんと頁を整えていなかったりと、いつも更新にも増して不完全で、お恥ずかしいです。

 そうそう(^^)、「他の時代も入れてよー」って感じで時代を区分しているのが伝わっているようで嬉しいです。ところで、「朧西の李徴」って知らないんですよ〜(^^;;)


Sun May 18 15:42:49 JST 1997

佐野由佳 < GZA00257@niftyserve.or.ja >

佐野です。別に用事があったので伊藤先生宅を訪れており、 高崎先輩のホームページみせていただきました。 すごいですねー。中国史だけで大学講師くらいできますよ。 読書量も、活字の苦手な私にとったら尊敬するばかりです。 ではでは。私がインターネットつないだ時は、またよろしくお願いしますね。


 有り難うございます(^^)。

 でもこんな程度で「大学講師くらいできます」と言ったら、大学講師の方々に怒られてしまいますよ。内容を読むと分かりますが、薄いんだな、これが(^^)。これで飯を喰えないぐらいの自信はあります。

 それよりは一日メールとかの駄文書いているだけで済む仕事ってないかなあ(^^;;)、やれやれ。

 読書量は目を通せば良いというものではありません。テレビをぼーっと見ていてもなかなか頭に入らないように、本をぼーっと、さらっと読んでいても頭に入らないんですね、これが。まっ、飯を食っても体重が一方的に増えるのではないのと同じなわけで(^^)。

 佐野さんも早くインターネットに繋げて下さい!


Sun May 18 11:08:59 JST 1997

藤野泰三 < fuji828@mail.ntwave.or.ja >

はじめまして 藤野泰三といいます。
yahooで検索してこのホームページを見させていただきました。あ、ぜんぶはみていません。
中国の歴史が好きな人が、周りにいなかったので、うれしくなりました。
私と中国の歴史の出会いは、陳瞬臣さんの「小説十八史略」です。歴史小説にしては視点が客観的で、新鮮で、はまりました。
それ以来、陳瞬臣さんのファンになりました。
知識も考え方も未熟ですが、とりあえずメール出しました。ははははははは では さようなら


 初めまして、藤野様!、検索でわざわざ来て頂き、有り難うございます(^^)。

 思いだした余計な話をちょっと。もう半年以上前の話ですが、あちこちのINDEXページに私の頁の広告を出しました。しかし「Yahoo!JAPAN」にはその立派な伝統(?)と門構え(???)に臆してしまい、登録したのが最後だったんですよね。さらにそれでも「個人の頁は『個人のページ』に登録すること」という言葉に粛々と従って、ジャンルを「個人」で申し込みました。そしたらなんと内容を見て頂いたようで、新しく「中国−歴史と文化−歴史」というページを作って頂き、そこに入れて頂いたのです(^^)。その時の感激は皆様に訪問者リストでお褒めの言葉を頂いた時と同じくらい嬉しかったです(^^)。

 いやあ、学生時代は私の周りにたまたま中国史好きが集まった(といっても数人ですが)ので、歴史好きの中で中国史好きはメジャーなんだと思っていましたが違うんですねえ(^^)。

 そしてやはり陳先生ですか。田中芳樹氏も対談本述べてますけど陳先生は多くの中国史好きの恩人ですよね、ほんとに(^^)。私も知識も考え方も未熟なのにこんなページ作っていますが、またいらして下さい。


Sat May 17 22:46:11 JST 1997

久保田和男 < >

久保田です。最近、新法、旧法の話が、でてきていますが、ちょっとお話に加えさせていただこうと思いまして。 新法派は王安石以外は、ろくな人物がいないという意見がありましたが、 私は賛成できません。呂恵卿はマキャベリストという感じ、蔡京はオポチュニストでありますが、 曽布や章惇は、立派な政治家だったように思います。また、王安石という人物は 政策面や学問の面では卓越した人物でしたが、かなりあくの強い性格で、また論争では 絶対に負けない、負けを認めない、自信家のイメージが史料からは見受けられます。 神宗との間にも政策上の論争が常にあったのです。だから、王安石執政時代と神宗の親政時代 では政治の目的や内容がかなり違ったものとなっています。 なお、新法が批判されるのは、王安石が 登用した人材の多くが科挙官僚ではなく、その異能によって王安石に 見いだされたからであるようです。王安石執政時代にはそのような人物、たとえば 市易法を仕切り、国家財政を豊かにしたが、開封の経済を衰退させた呂嘉門のような人物が 登場します。このような酷吏が新法派のマイナスイメージになっているようです。 つまり新法派内部にも様々な人物がいるということです。旧法派については余りよくわか らないのでどなたかお教えください。


 まいどどうもです(^^)。  うーん、だんだん話が詳しくなってきましたねえ、って私の知らない人物ばっかり出てきました。と思ったら、通史本でもちょろちょろっと出てきている人物名達ですね。でも王安石時代と神宗親政との違いなんてのはどこにも載っていない(^^;;)。やはり通史本は浅いか...

 「登用した〜」の部分は私も聞いたことありますね。科挙によって官僚になる社会層が固定化していたり、科挙の試験自体が偏っていたりする弊害を逃れようとしたと聞いた気がします。


Fri May 16 13:04:04 JST 1997

高藤 美雪(たかとうと読みます。ちなみに高ははしごです。) < miyuki@itjit.ne.ja >

はじめまして。こういうページがあることを知ってうれしいです。創竜伝/田中芳樹ですっかりはまって以来、神仙に興味を持っています。歴史はまったくの素人ですが興味を持ったことは徹底して調べたがる活字中毒の性格です。その結果、道教・仏教・ヒンズー教まで広がってしまい、収集がつかなくなったりしてます。もともとお寺とか仏像とかが好きなので余計すっぽりはまってしまいました。普通の図書館だと専門書が少なくて苦労します。こういう専門的なホームページはすごくありがたいです。ガチガチの歴史書よりはファンタジー色の強いものの方が好きですが興味のある部分だけは抜粋して読んでます。孔子・菜根箪・韓非子なども好きです。基本的なものの考え方がすごく人間らしいと思います。もっとたくさん書きたいことがありますが、うまく文章にできないのでまたの機会にします。


 ご訪問有り難うございます、高藤様(^^)。「はしごの高」は中国の歴史書に書かれていた正統の字です!(って妙なところにアイデンティティを求める私^^;;)。

 私も活字中毒です(^^)。就職して、自己紹介で(それ以外まともなのがないんで)「趣味は歴史の本を読むこと」と言ったら、妙に浮いてしまった私(^^;;;)。なんでこんな高度情報文化の世の中で、「読むのが好き好き好き好き!」という人が少ないんだー(;_;)。

 更にコレクター癖も若干混ざっていたので、大学の時には「宮崎駿」について徹底的に関連本を収集調査し、中国史については(きりがないので)程々に収集調査しました。その結果、頭の中が収拾つかなくなりました(おいおい^^)。前者は調査終了ですが、歴史は一生かかっても調査し終わることは出来ないでしょう。なぜなら、私が生きている間も歴史学と歴史自身が進むだろうから(^^)。良い趣味を見つけたと思います。

 ちなみに若干、高藤様とは読む方向は現在ちょっと違うようですので、私の頁がお役に立つかは甚だ自信がないですけど、はまっちゃった人の「こういうページ」を見て楽しんで頂ければ嬉しいです(^^)。高藤様も調査結果をもとにホームページを作れば面白いと思いますよ。

 そうですよねー、中国の思想とかって本当に人間ぽいんですよね。人間の良いところも悪いところも両方を認めて人間としている...というか...うーん、なんというんでしょうねえ(^^)。

 またまたゆっくり書いて下さい(^^)。


Thu May 15 19:25:18 JST 1997

%BE%E5%CC%EE%B9%B0%CC%C0 < hueno@ele.eng.osaka-u.ac.ja >


 ご訪問有り難うございます、上野弘明様(^^)。名前が化けてしまいましたけど。趣味の一つが歴史(中国史)ということで、また一人中国史好きを見つけたことを嬉しく思います(^^)。
 またいらして下さい。

Thu May 15 02:13:58 JST 1997

東ヶ崎 祐一 < jay2@mcgroup.or.ja >

どうもどうも。
あ、高崎さんの記帳読んでない(^^;)...。
あそこで子路を龍馬に例えてましたが、確かにそうですね。勝海舟を斬りに行って、逆に「馬鹿野郎!!」と一喝されて弟子になるんだし。 で、死に方も壮絶だし(こればっか(^^;))。

東坡肉さん、確かに世界史の授業では、新法派=改革派、旧法派=保守派で悪者って図式で教えられたんですけど、実際はそんな単純な話じゃないようですね。 司馬温公も蘇東坡もひどい人物じゃないのに。唐宋八大家も宋の人は王安石以外みな旧法派だし、そんで王安石と蘇東坡って実は仲良かったし。 ちなみに蘇東坡は書の世界でも名手と数えられてるけど、私は彼の字がなんかこちょこちょ書いているような気がして好きになれない。

ペルーの人質事件が解決して良かったんですけど、あれで裏取引とかして銭渡して人質解放してたら、日本は国際的には秦檜のようになっていたでしょうね。 武力突入が全面的にいいわけじゃないけど。青木大使はヒーローになり損ねるし。
秦檜って、田中芳樹が弁護しようとして、とてもできなかったとか。秦檜を評価したのは日中戦争当時の外務省の役人だけ、って裏の意図が丸見えだし。 ここまで憎まれてる人って、日本ではいないでしょうね。吉良上野介なんかは実はそんな悪い人物じゃなかったようだし。

「史的言語研究」ですか。ええ、言語学の大きな一分野に、過去の言語がどういう風だったかを研究するのがあって、近代の西洋言語学研究もそこから始まったのですが、中国でも同じような研究が 清代から盛んになったんですよ。
そもそものきっかけは「詩経で変な押韻がしてある、なぜだろう?」ってことからで、はじめのうちは読み方を変えてつじつまを合わせてたんですが、そのうち「これは昔と今とでは字の読みが違うんだ!」と気づいたんです。 で、押韻する字をグループわけして、古代の音(つまり古代中国語)を究めようという学問が生まれたんです。 清末の政治家の章炳麟も、この分野の研究を残してます。
まあ、僕のやってるのは「中国語がその歴史の中でどう変化したか」ってことで、直接中国史とは関係ないのですが、それでも資料を集めていると、その時代の著名人が大勢出てきますね。資料となる韻文や詩の作者は大部分が知識人や役人、王族ですから。


 再び御記帳有り難うございます(^^)。子路はいいですよねえ。

 さて、新法と旧法の争いについてはかなり複雑だったことを私も本で読みました。覚えている本では経済的に進んでいた江南地方の利益を新法が代表し、その他の地域を旧法が代表していて、その地域間の対立結果だとか言う意見を読みましたね。もっともその本でも、変化していく経済、治安状況などに王安石はがきちん方策を立てたのに対して、旧法派はきちんとした対案を立てなかったとも書いてありました。どんなもんなんでしょうねえ。

 田中氏の「その本」、現在読んでいます。近々、感想を書く予定(^^)。あの本の目的と私の頁の目的がひどく近いことに、えらく驚いています。取りあえず「私の頁は田中氏の考え方を真似たわけでは無いぞ〜」(陳先生の真似と言われるならともかく)というような幼稚な主張がしたくなってしまいました。ちなみに吉良上野介なんて、話聞く度に被害者だと思いますよ、私なんか。

「史的言語研究」のご説明、丁寧に有り難うございました。なるほど、単に「言語」の変遷ではなくて、「言葉」の変化を解明しようというんですかね。「千年前の昔にタイムトリップしたら、実はかなり聞き取れない日本語なんじゃないのかな」「今、中国語が話せて、春秋戦国時代に行っても会話できないんじゃないかな」とよく思ったものですが、そういうのに関係した研究っぽいですね(ち、ちがってたらごめんなさい)。章炳麟は聞いたことあります、やっぱり忘れているけど(^^;;)。


Wed May 14 21:41:46 JST 1997

東坡肉 < dongpo@mxz.meshnet.or.ja >

 どうも初めまして。早速人気投票に投票させていただきました。こういう企画って面白いですね。私めも、蘇東坡ファンとして、蘇東坡をPR出来てうれしかったです。
 今後、旧法党の大物をどんどん投票していこうかな?なんて想っています。一般的に、新法=善、旧法=悪、という見方がありますが、あれは嘘です。はっきり言って、新法には王安石以外、ろくな人物はいません。
 王安石以外の唐宋八大家について、投票しても面白いかな?なんてことも想っています。って、別に王安石が嫌いな訳でもないのですがσ(^_^;)
では、またお会いしましょう。


 東坡肉様、初めまして!(^^)。こちらにも記帳していただいたのですね。

 「面白い」と言っていただけると私も大変嬉しいです(^^)。なんだか最近は皆様の投票と御記帳で私の頁が成り立っている気がしております。本当に投票して頂いている方々、有り難うございます。

 ちなみにあの人物投票は何人入れていただいても構いません。たくさん名前が挙がる、特にマイナーな名前が挙がることを楽しみとしています。一人の投票者が、ある人物にやたら票を入れてしまうのはちょっとアレと思っているんですが(現在、若干上位がそうなってしまったようですが、最初に断らなかったこちらの手落ちです)、複数の人物を入れて頂くことには何ら問題ありません。

 ただ私の不徳と致すところで、大盛況につき、すっかり投票の頁が見にくくなってしまいました。投票頁も時代順に並べるとかしたいのですが、自動であり、またプログラムの知識もないので何ら手が打てません。どなたか良いアイデアがあればお寄せ下さい。(イメージとして、時代の入力は選択方式で、名前は書き込みで、それを整理するプログラムが欲しい...そういやあ、いくらか出せば作ってくれる個人の方とかいらっしゃいましたよね、そっか、そこに頼めばいいのか^^;)

 って違うや、ということなので、投票頁に入れてもあんまり目立たないかもしれないので是非!前回のように記帳もなさって下さると嬉しいです(^^)。


Wed May 14 16:51:53 JST 1997

丸井大輔 < 95j124@ic.nanzan-u.ac.ja >

最近三国志を読んで呂布の強さに感動してしまった。ちょっと アホだけどそれをおぎなっても余りある程すさまじいパワー ファイターだ。


 度々の御記帳、有り難うございます、丸井様(^^)。

 何をお読みになったのでしょうか。漫画の「蒼天航路」?、それとも北方氏の「三国志」?、はたまた正統の吉川三国志でしょうか。

 北方氏のは友人によるとやたら呂布がかっこいいそうですねえ(言っていいのか^^;;)。私は半巻しか読んでいなくて、いつか読もうと思っていますけど。「蒼天」ではケモノですね、強いけど。吉川三国志では強いけど、単純で、おまけに子煩悩なお父ちゃん(か!?^^;;)。いろいろで面白いですよね。さすが武力100(ってなん話じゃ^^)。


Mon May 12 23:34:13 JST 1997

久保田和男 < >

こんばんわ。久保田です。最近、ハードディスクをクラッシュしてしまい、設定をいちからやりなおす ことになったので、それではと、mmx200を大枚をはたいて購入しました。 現在非常に快適です。ところで、中国関係の人名辞典でよいものはないか とのことですが、あまり見あたりません。たしかに『アジア歴史辞典』が よいのでしょうが、もうすでに出版されてから四半世紀がたってしまいました。 3年ぐらい前に再版されましたが、平凡社に在庫があれば定価で購入できます。 マイナーな人名を調べるのであれば、やはり正史(『史記』や『三国志』)などの列伝 を読むのが王道でしょう。二四の正史は中華書局が、ペーパーバックを出しています。 『三国志』などは短いので、安価で購入できます。またそれに対応した二十四史紀伝人名索引 が中華書局からでていますので、人名を調べるのは楽です。あとは大漢和辞典です。 これは中国に関する百科事典のようなものです。人名もかなり収集しています。 語彙索引で五十音順で引けますよ。ではまた。


 早速のご返事、有り難うございます、久保田様(^^)。

 いいなっ、いいなっ、いいですね〜、新しいパソコン(^^)。私のはPC9821Xa12、すなわちPentium120MHzです。でも一年半以上前に買った割には、巷で別に恥ずかしくないレベルですかね。我ながら良い買い物(^^)。ちなみに最近、初めて私もハードディスクがクラッシュしかけ、非常に焦りました。パソコンを持ち上げたり、傾けたりしたら直った(^^;;)。いつかリムーバブルの記憶装置を買おうと思っています(DVDまで待つけど)。

 うーん、やっぱり日本語ではそうですか。ちなみに自分で聞いておいてなんですが『アジア歴史辞典』ってあの十巻ぐらいのですよね(^^;)。値段を調べるのも恐ろしい...

 えっ、それより中国語だったら二十四史記伝人名索引なんて出ているんですか!?それは是非見てみなくては!うー、もっとも漢文が読めなきしょうがない気もしますけど、取りあえずどんなマイナーな人物名だけでも分かる...のかな(^^)。とにかく探してみます。有り難うございましたっ!


Mon May 12 12:32:17 JST 1997

ばくれつたこ < 95mm450@haruka.otemon.ac.ja >

どうも!ばくれつたこです。
おひさしぶりです。お元気ですか?
この頃はなんだかんだで訪問する事ができませんでした。
すんません。
さてさて。

やっぱり、みなさんの書き込みを見ているとダメっす。
なんだか、自分の浅はかさをまざまざと見せつけられちゃいます。
つい先日は瀧さんのHPにいってきたんですが、
その中でも
「馬謖が正史馬良伝では..漢文からいくと...」
そんな文献どっから持ってきて〜んって
泣きが入ってしまいますね。
いや、まったく。
ま、別に今自分の前にその文献を置かれても
たこは頭のしわが伸びてきているので読めないんですけど。
みなさん色々勉強してそれぞれしっかりした意見を
持っていることには本当に頭があがりません。
どうしても「小説」の域から抜け出せない自分がなんだか...
ま、焦らないでマイペースでやっていこうとはおもうんですけどね。
ちなみに、「小説」から抜け出せないのは、
「ハードカバー」が苦手だからです。
なぜ?っていわれても、たこにもわかりません。

「春秋戦国志」が読み終えたらまた来ます。
ところで「楽毅」って文庫で出ませんかねぇ。
読みたいんですけど、
なんせ「ハード河馬」いや、「ハードカバー」ですからねぇ。
お金もないし。
てなことで、今日はここまで。
これからもよろしゅうに。

大阪に感化されつつある京のたこでした。


 あっ、ばくれつたこ様、どうもです〜(^^;;)、そういえば御返事メール頂いたのにそのままにしておりました。私、メール書き始めると長すぎちゃうんで、ついつい書かないで済ませてしまうことが多いんです(^^;;)。

 いやあ、自分の勉強の浅さを痛感しているのは私もそうですよ〜、ましてやこんな大層な題名の頁作っている割には主宰者が浅々で恥ずかしいです(^^;)。瀧様とかは頁を見ていると本当に勉強家!って感じですよねー。きちんとした自分の文章もマイペースでお書きになっているし....おまけにもしかすると瀧様って、あ、あの、な、何巻もある『アジア歴史辞典』を持っていらっしゃるの....か、かな。

 私も基本的には中国史に小説から入り、今でも直訳や研究書よりは小説の方が面白いと思っている人間(ただし並の小説ならば研究書の方がまし....っておいおい^^;;)ですし、専門の方が書いている通史だけは読みましたけど、何しろ頭に残らなくって....あんまり勉強になってないね、わっはっはっはって感じです(^^)。

 でもそれで楽しんでしまえるところが素人の強みでして、あんまり肩肘張ると嫌になっちゃう気がする。まっ、「知る」ということは楽しいですけどね、確かに。

 そういう意味では私は「素人研究家」とさえ言えませんね。まさしく「中国史好き好き同盟同盟員」という肩書きが相応しいかも(^^)。そうだあ、「私的中国史調査会」なんて堅い名称やめて「中国史好き好き同盟第一支部」とかいう名称にでも変えちゃおうかなー(^^)。

 さらに私もハードカバーはあんまり買いません。高いし、嵩張るし、邪魔になるし....ということでやっぱり研究書には縁が遠くなる(^^;;)。もっとも最近は新書、文庫本サイズの研究書も多く出ているみたいなんで、将来の楽しみに残しています(^^)。正史『三國志』だって文庫本になっちゃう時代だもんなー。

ちなみにハードカバーが単行本になるのに大体三年ぐらいというのを聞いたことがあります。ひどいのは十年以上とか(;_;)。「楽毅」って宮城谷さんので、まだ下巻出ていませんよね。まだまだ先じゃないですかねー(ちなみに宮城谷氏は私がハードカバーで買っている唯一の作家です^^)。

 ではでは、また書いて下さい(^^)。


Fri May 9 14:20:37 JST 1997

雪見酒 < tomohisa.kuwahara@brother.co.ja >

どもご無沙汰していましたぁ(^^;;)折角のGWも旅行に出てしまって,あまり本が読めませんでした。
まさに光陰矢の如し,って感じですね(笑)
最近はどうも小説しか読んでないんです(^^;;)昔は「脚色された小説なんてほんとの歴史がわからない,
歴史書に限る」なんてトンがっていましたが(笑),興味を持つための窓口としては小説ってほんと
大きな役割を果たしますね☆考えてみれば私が中国史に興味を持ったのも「吉川三国志」の影響が大でしたし。
で,今更ながら「封神演義」を読んだりしてます。序盤の糾王の悪逆非道ぶりは面白かったのですが(笑)
中盤以降の仙人が宝貝を使って…といったところからどうもワンパターンになりがちでした。 封神台に魂を送らなければいけないとはいえ,殺しあいばかりというのも私には合いませんでした。
で現在は宮城谷昌光氏の「孟嘗君」の途中です。3巻目ですがいまだ孟嘗君は子供なんですね(^^;;)
もっとも序盤の主役?風洪がいい味だしてます。脇役としていろいろな思想家も登場し,
楽しく読めますね。「重耳」も「晋(曲沃)三代記」の様な感じがありましたし,
宮城谷氏は人物の肉付けが上手いですね☆であであ(^^/~~


 お久しぶりです、雪見酒様(^^)。

 私はもともと小説が好きだったんですけど、途中から完全創作ものは読まなくなりましたね。大げさに言うと「作られた物語なんて、重みがないっ」という思いを抱くようになった気がします(まあ、面白ければいいという気もしますし、アニメとか漫画にはそういう思いを抱きませんが)。

 でも歴史小説に関しては脚色OKなんです(^^)。だって素っ気ない歴史記述の中には絶対にはらはらどきどきの歴史があったと思うんですよね。現代史でも教科書的な記述だと面白さが欠けるものですけど、詳しく経過を知ったりするといろいろな人の思惑や行動が絡み合っていて実に面白い。

 近現代史ではかなり多面的な記録により詳細な「事実」が分かるものですけど、古い過去の歴史はそうでもなく、記述する側も一方的になりがちなので、もしかするとわくわくするようなドラマが乾燥した記述になってしまっただけかもしれない(例えば政府から見た反乱軍は単なる鎮圧の対象ですけど、反乱軍から見たらきっと面白いドラマが書けたに違いないと思うのです)。そう思うと、小説を読んでも「もしかするとこれこそが現実にあったことかもしれないじゃないか!」という感じがして、「歴史小説家の方たちの仕事は『あったかもしれない、記されなかった歴史を想像によって復元させること』だあ」とか思ったりして、「脚色された小説なんてほんとの歴史がわからない,歴史書に限る」という感じは抱かないんですよね(^^)。

 私は「封神演義」とか中国小説ものは苦手なんですが、そのへんまでいくと流石にリアリティが感じられなくなってしまうからかもしれません。

 ちなみに宮城谷昌光氏はすごいですよ、ほんと(^^)。彼は歴史小説家ではなく、小説家ですね。上のように歴史小説しか小説は読まなくなっている私にとって異常に肌の合った作家です。脇役がやたらかっこいいところも、歴史を掘り起こす感じでいいんだよなあ(^^)。ありゃ、でも『孟嘗君』は最後まで読んでいないや。読まなくちゃ(^^;;)。

 もっとも陳舜臣先生の歴史(ミステリー)小説系もすごーく私は好きなんですけどね。

 また書き込みして下さい!(^^)


Thu May 8 10:44:29 JST 1997

すうが < >

あれ?私まだ一回も記帳してなかったっけ。すいません。投票二回もしておいて(瀧様のところでもこんな事書いてたような)。あらためて、すうがともうします。
ときどきぼけっと見に来てます。中国史は好きなのですが、知識が主に小説から(しかもすぐ忘れる)なのでここはすごく助かります。
これからも楽しく見させていただきます。
あ、後一つ。私たしか王翰に一票いれたはずなんですけど、集計入ってませんよ。


 こんにちは、すうが様!(^^)。以前は投票への書き込み、有り難うございます。

 私も最初は歴史小説を読むのが中心で、楽しいぐらいすぐ忘れています。だからホームページを作って少しは覚えようかと思ったんですけど(^^)。やっぱりあんまり駄目ですね。お陰で何回も小説が楽しめます。実は何度も楽しめるように、脳が覚えるのを拒否しているんではないかと思うくらいです(^^)。

 なお、王翰は入れておきます。あのシステムは自動でして、あんまり失敗しないと思うのですが、もしおかしいようでしたらまた指摘して下さいね。これからもお願いします(^^)。


Tue May 6 23:31:31 JST 1997

まぐ < mag@dolphinnet.or.ja >

はじめまして。 ちょこちょこ来ていたんですが、ご挨拶がおくれまして。 ふと気がつけば、私の方へリンクしてあるし(うれしいおどろき) いつみても、さっくりきれいなページですねぇ。 見るだけで満足して、帰っちゃうんですね、これが(笑) やっと一言かけましたあ〜(なんか変 > 私)


 あっ、あっ、あっ、まぐ様、御記帳有り難うございます。こちらこそ、勝手にリンクさせて頂いてすみません〜。リンク先の方々にはなるべくメールを送ろうとしていたのですが、ここ数ヶ月は忙しさにかまけて怠慢しています(^^;)。

 まぐ様の頁は一目見た時に爽やかな感じの頁で気に入ってしまいました。
....私のページが「さっくりきれい」...うーん、なんだかピンときませんけど、誉めていただけるのは嬉しいです(^^)。これからもよろしくお願いします。

 そういえば私は以前には他の方の頁にちょくちょく書き込みしていたのですが、「他の方のところで遊ぶ前に取りあえず、自分の頁を少しでも整えなくては...」という感じで、最近はすっかりゆったりとしたネットサーフィンが出来なくなってしまいました。なるべく早く頁作りを落ち着けてゆったりサーフィンしたいものです(^^)。

 また他人の頁に書き込みをする時には、結構いろいろ考えちゃうものですよね(^^)。でもこの訪問者リストは「なんでもありっ!」を基本にしているので気軽に書いていって下さい。私の頁を読んでいなくても全然OKです(^^)。こんな文字ばっかりの頁、自分だってそうそう読む気になりません(おいっ^^;;)。

 こちらこそこれからもお願いします。


Tue May 6 02:16:08 JST 1997

東ヶ崎 祐一 < jay2@mcgroup.or.ja >

久しぶりに来ました。がんばってらっしゃるようですね。

専門の関係で読んだ本に、清の康煕帝や乾隆帝の「文字の獄」や、失政、『四庫全書』編集の裏の意図が 書かれていて、おもしろかったです。
木下鉄矢『「清朝考証学」とその時代』という本ですが、専門書にしては 素人にも面白いと思える箇所の多い本です。

投票に入れませんでしたが、孔子の弟子の子路っていいですね。無鉄砲で、ガラッパチで、一途で純粋で(一言でいえばバカ、もちろん愛情のこもった「バカ」だけど)。 中島敦の『弟子』の冒頭の孔子にやりこめられるところ、落語「天災」で八っつぁんが 心学の先生にやりこめられるところに似ていて好きなんです。 こういう人って必ずいますよね。張飛とか、弁慶とか、森の石松とか...。 そういえば張飛以外の3人って死に方も壮絶ですね(汗)。

中国の史的言語研究関係のホームページって、日本では非常に少ないので、そのうち研究史にも目を配ってUPしようと 思ってます。そのときは専門外の方々にもわかりやすいように作ることに努力するつもりです。


 再びの御記帳有り難うございます(^^)。

 ひー、家頁更新の方は全然頑張っていません。風邪というか五月病というかで、余暇にはだらだら休んでいました。うーん、やっぱり社会人って面倒ですねー。

 投票頁での私の記帳をお読みになったのでしょうか(^^)。いいですよねえ、子路って(^^)。そうそう、確かに張飛とかとの共通性を感じますね(うっ、落語「天災」とか森の石松は知らない^^;;)。

 ホームページをちょっと拝見しましたが東ヶ崎様は言語関係の専門家の方なんですね。「史的言語関係研究」ってなんなのでしょうか。中国史に関係ある言葉の研究...なのかな(^^;;)。中国史に関係した頁でしたら是非リンクさせて頂きますね!楽しみにしています。本の紹介も有り難うございました(^^)。  


Thu May 1 15:22:51 JST 1997

丸井大輔 < 95j124@ic.nanzan-u.ac.ja >

 2度目の登録です。鄭和をバックアップしています。僕は中国史には疎い歴史ファンなのでこのページはとてもためになります。


 再びの書き込みどうも(^^)!人物投票も記帳していただき有り難うございます。

 「ためになる」と言われると恥ずかしい頁です(^^;;)。最近はいろいろと中国史関係の頁も出てきているようなのでそちらのほうを「ために」して頂けるとよいと思います。これからもどんどん書き込みしてくださいね。
(ps.重複していたのは削除させていただきました_o_)