訪問者の方々98年5月分 |
訪問者登録をして下さった方々です.有り難うございました.下のほうが古い書き込みです。
コメントがたいへんたいへんたいへん遅れてしまい、申し訳ありません。個人的に忙しく、すっかり御無沙汰になりました。しかも書いたコメントは酔漢状態のものがあったり、少な目のものがあったりします。本当にごめんなさい(^^;)。これに懲りず、また気軽に書いていって下さい。一方、コメントを急いで書いたりしているので、失礼な文があったりするかもしれません。遠慮なくお申し出下さい。
皆さんの書き込みは本頁を作る私の活力の一つです。本当に有り難うございます(_o_)。またまた気軽に書いていって下さい。
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砦 豪洲 < >
ちょいと舌足らずだったようです。学術文庫に入った『秦漢帝国』『隋唐帝国』ともに、原著者が新知見を大幅に取り入れて増補改訂していたのを読んで、著者がお亡くなりになっている巻は、そういったことがちょいと望み薄かな、と私は考えていたわけなのです。それは、「古典的名著」として全巻文庫化されるのが本当は嬉しいのですが。<br> 「中国の歴史」親本は1冊600円で購入しました。すべて月報付きの美本です。うらやましいでしょう(笑)。後日、懇意にしていただいている九大東洋史の助教授にお話ししたら、別の古書店で10巻揃い6000円で売りに出ているのを見つけていたとのこと。学生に買いに行けと言ったら、「古本は何となく不潔っぽくて」と尻込みしていたと、憮然とされていました。聞いているこちらも唖然、です。何考えてるんだ、後輩ども!(私は東洋史じゃありませんが)<br>
あれ?『モンゴルと大明帝国』の場合には「誤植などを正し、文章を多少改めたけれども、内容についてはほとんど手を加えなかった」と後書きに書いてあります。『秦漢帝国』は兵馬俑の成果などを加えていますが、『隋唐帝国』も大した改訂はしていないようです。どうも改訂するかはどうも原著者の意向によって随分違うようです。というわけで、原著者が生きておられる場合も必ずしも改訂されているわけではないので、執筆者が亡くなっている場合には出版社の意図により、修正無しで出版...出来ないのでしょうかね(^^;;)。
古本は羨ましいです(^_^)。一冊600円〜、文庫より安い...。まあ文庫は嵩張らないと言う大きな利点がありますが。
「古本が不潔っぽい」...なんだか今風ですねえ、やっぱり。いやあ、「唖然」と言う気持ちも分かりますが、なんか今風かも(^^;;)。その学生さんがそう思うのは、きっと本自体に価値をあまりおいていないからなんでしょうね。私の場合、絶版になったアニメ関係の本を古本屋で回収するようになり、そこから古本屋巡りが始まりました。現在は中国史本集めですが。
私にとって、古本で買う目的は「そこでしかないから」と「安いから」とが現在あります。しかし昔は前者のみであり、後者に関してはほとんどありませんでした。「安くて古いの」と、「高くても新品の」だったら、昔は後者を選んでたかもしれません。
私はここの前後の話題で分かるように「潔癖性」から程遠い男ですが、そんな場合でさえ「新しい、ぱりっとした本」に惹かれる気持ちも分かるんですよ。そう考えると、絶版になった本を手に入れたい!という欲望を強く持たないと、すなわちそれだけ本への執着がないと古本に対しては敬遠してしまっても仕方ない感じがするんですね。
でもそういう本に執着しない人は研究者になっちゃあいかんでしょう(^^)。ここで出てくる「学生」というのは恐らく研究者になるつもりなんておくびにもない、ふつーの(?)学生だったのではないでしょうかね。
結局そういう風潮なのは「本なんて全然読まない」という、本に対して思い入れの少ない人が結構多い気のする世の中に起因する気がしますね。ですから私としては「不潔という感覚に唖然」と言うより、そういう「本が好き好き好き」という人がいない、読書を日常生活の一部としない人が多いのを嘆かわしい、というか悲しい気がします。
「エダルトさん、本が好きなんですか」
「え?え ええ。嫌いなんですか?」
「カビ臭いでしょ?」
「......(くんくん)いい匂いだけどなあ」
(竹本泉『てきぱきワーキング▽らぶ1』アスキーコミック...ならぬアスペクトコミック)
S・H < >
洗髪の話ですがやっぱり毎日したほうが良いと思います。と、言うよりも高崎真哉さんの場合、 毎日洗いましょう。・・・。 やっぱりコロッケは、ソースです。 シャワーしながらの読書は、 分厚くなった本が、かわいそう・・・・。 エアコン設定、最高・最強は、やめましょう。・・ 体に毒です。 ゴルフ、高崎真哉さんと、K先輩、O先輩の後ろは気が重い。
うう〜、結構恥ずかしいですね〜(@^_^@;)、見られると。とほほ。まあ、そんなにマズイというか、見られて困るようなことは書いていないはずですが。あっ、それよりHさんによって今証されるネット上より恥ずかしい実生活の日々(^^;;)。
洗髪ですが、ほらほら、6/1記帳の瀧様も書かれてああ書かれていらっしゃいますし....。あっ、でも考えてみればS・Hさんも「高崎(真哉さん)の場合^^」とおっしゃっていますし、大平さんにも言われましたが、仕事柄「かぶりもの」をかぶったり、汗をかいたりすることがあるんで、そういう意味では確かに洗った方がいいのかも。
うん?でもそうでない時も結構ある(仕事してない?^^;)し〜。もっとも学生時代の友人達は、別にそんな仕事でなくても毎日洗うと言っていましたが(墓穴〜^^;;)。
コロッケにはソース、シュウマイにはカラシ...ですかね、やっぱり(^^;)。そういえばカラシを買うとき、パッケージにシュウマイの写真があって「おお〜、カラシと言えばシュウマイぐらい、有名なトッピング(?)なのか〜」と改めて感服していました。
本が可哀想というのは友人達にもよく言われました(^^;;;;)。シャワーを浴びながら読むと、ぬれるので分厚くてごわごわ。いやあ、でも文庫本だけですよ、単行本や大きな本は流石にしていません。
学生の頃、6000円の本(筑摩の正史『三國志』)をシャワー浴びながら読んで、後悔して以来はしていません(^^)。ともかくも、暖まりながら本を読むのは気持ちがいいんですよ〜、風呂じゃなくてシャワーだけど。そういえば冬場、体を温めるために長くシャワーを浴びておく為という目的もあるかもしれません。
汚い部屋に泊まって頂き、大変失礼しました。散々汚い部屋に泊まらせるのに慣れさせた友人達にでさえ、あそこまで「そのままの」部屋には泊まらせたこと無いぐらい、汚れた状況で、未だに申し訳なく思っています。といっても、汚さより、印象に残らせたのは「暑い部屋」のようですが(^^)。確かにエアコン設定はほどほどにします(^^;)。寮の中で電気料金最高なのはそのせいなのは間違い有りません。「じゃ〜ん、電気は大切にねっ」の職場なのに。
ゴルフは頑張ります。昨日も先輩らと練習しましたが...でもやっぱり○○。まっ、勘弁して下さい。
ではでは今後もいろいろいろいろいろ、よろしくお願い致します!そういえば、お家のパソコンから私のメールが見れるようになることを祈っています(^^)。
大平 隆太様 < そんなものは無い >
君の先輩から一言。頭は毎日シャンプー使って洗いなさい!大気圧は自分で読みに来い!!!! ゴルフじゃ負けん!!!!!バスの薄暗い照明で本をよむなーーーーー!
う〜、ホームページ、見られてしまいましたね。といっても宣伝していなかっただけで隠していたわけではありませんが(^^)。しかし今回、見つけられたのはK先輩のせいですね〜、きっと。恨みますよ〜って、いいですけど。
洗髪の話。これを見ている皆さん(って、最近はそんなにいない気がするが^^;;)、聞きたいのですが頭は毎日洗うものなのでしょうか!?
....現在、頭はほぼ毎日洗っています。が、実は挫折しかけていたりして(^_^)。いやあ、やっぱり洗いすぎるのもよくないでしょ。微妙な時期で風邪もひきやすいし、うんうん。髪の毛がなくなるのが早まるのを防ぐためにも(^^)。
大気圧はお世話になっています〜。私もお手数をかけるのは申し訳ないんですけどねえ。でも、自分で読みに行くという発想はこれっぽっちも生まれませんでした(^^;;)。
ゴルフは不安ですね〜。へへへ、私たちのレベルじゃあ勝ち負けと言っているレベルじゃないでしょう(^^;;)。どれだけ後ろのグループに迷惑をかけないように回れるかかも(^^;;;)。
通勤時間の読書利用は人生の最大級の楽しみです!読書というのは偉大ですねえ。どこでもいつでも(あっ、会社では出来ないが^^;)出来てしまうんですから。読書の楽しみがあると、昔から待ち時間とか、乗り物に乗っている時間とか苦痛になりません(^^)。逆に本を持たないで出かけることの不安なこと!うっかり本を持たずに出かけたときは、(まあ現在の通勤は別ですが)本屋に寄って買わないと気が済まないくらいです。
でもそう思うとやっぱり通勤時間は30分以上必要ですね。現在の通勤時間ぐらい(片道15分)ぐらいでは落ち着かず、すごく中途半端。しくしく。やっぱり通勤形態の理想は
1.明るい乗り物でなるべく座れること。
2.片道30分以上乗ったままであること。
3.乗り降りの駅が家や会社から近いこと。
現在、明るくないし、30分以上でもない。もっとも3は十分満たしているんですが。
やっぱりバスの中は明るくすべきですね!市に要望だそうかな(^^)。
学生の時は自転車で通学20分と言うことで最初はが〜ん、でしたがそのうち、ヘッドホンステレオの楽しみが出来、解消されました。読書も偉大ですが、ヘッドホンステレオも偉大です(^^)。要は乗り物でぼ〜っとしているのが苦手なんですね。
そういえばメールアドレス、「そんなものはない」とおっしゃっていますが、うちのPメール、インターネットと相互利用可能であり、対外的にはT0000000@pmail.tepco.co.jaというアドレスなんです。といわけで、プロバイダーに入っていなくてもインターネットメールアドレスは持っているんですね。いやあ、進んだ会社ですね〜、うちって(^^)。メールソフトは使えん(=性能悪し)けど。
では、中国史好き以外には、極めて面白くない頁になっている気がしますが、また気が向いたときいらして下さい、そして今後もお願いしますう。(なんだか久しぶりに冗長なコメントになりました^^;;)
砦 豪洲 < >
以前よりちょくちょく覗かせて頂いていましたが、初めて記帳いたします。 講談社の「中国の歴史」、1巻から6巻まで古本屋で購入しました。7巻以降 がなかったのは残念ではありますが、近現代まで守備範囲を広げるのは 辛いところなので、まあいいか、 と思っています。 ところで、講談社学術文庫で全10巻が復刊される望みは薄いのでは? 増補改訂版として復刊しようにも、著者がすでにお亡くなりになっている ものもありますので(貝塚茂樹大先生とか)。
おおお〜、それは羨ましい。安く買えました?6巻というと「元・明」までですね。私の探し方が足りないのか、古本屋で見たことがありません。多く出回っているのでしょうか。もっとも個人的には嵩張らない文庫本が好きなのですが。
え〜、文庫本の望み薄、そんな悲しいこと言わないで下さいよ〜(;_;)、楽しみにしているのですから。どうも現在出されているのを見ると、増補改訂するつもりはないようなので、そのままならば問題なく文庫本化出来るのではないでしょうか。
私はよく知らないのですが、文庫本化って著者の許諾を必ずしも得なければ出来ないものなのでしょうかね。宮崎市定先生の研究書「九品官人法の研究」は最近文庫本で出ましたが。
それにしても講談社のシリーズはかなり素晴らしいですね。昔の中公文庫や河出書房新社のものより、私の評価は上です。やっぱりいろいろな所に紹介されるだけありますね。これは絶対、文庫で全巻出るべきだし、その価値もあると思います(^^)。
ではでは、拙い頁ですが、今後もよろしくお願い致します。
晴海 < harumi@rs.el.gunma-u.ac.ja >
今まで中国文学は三国志しか読んだことがなかったのですが、 最近『蒼穹の昂』(浅田次郎)を読了して、他にも読みたく思い リンクを検索したところ、このHPをみつけました。 こういうとき本当にインターネットって便利♪ 西太后のあたりの本をさがしています。
思わず晴海様にはメールを送りつけてしまい、失礼しました。晴海様のホームページでは、「Masterキートン」とかとか私も好きな漫画を多く薦めておられたものですから(^^)。
『蒼穹の昂』(浅田次郎)はまだ読んでいません。かなりの評判ですね。ちなみにそのころを題材にした小説って、私は知らないんですよ。陳先生には「阿片戦争」「太平天国」とかありますが、大体そのころでしょうか。特に後者が。でもあんまり皇帝周辺は出てこなかった気が。
清という意味では乾隆帝時代の金庸「書剣恩仇録」も評判ですね。読まなくちゃとは思っているですが。
そうそう!インターネットで便利ですよねえ(^^)。あんまり専門的な話には向きませんが、ちょっとした調べものには欠かせません。私の場合、比較的最近周り出した博物館巡りで大いに役に立ちました。
本を探すにはこんな頁もありますが、テーマ毎の紹介を知るには難しいですね。私の頁では中国史系の本をそれなりに集めたつもりですが、全体の量からするとまだまだで、こういうデータ集めって本格的にやろうとすると結構大変です。素人が深刻にやるものでもないのかもしれません(^^)。
私は完全に読む本が偏っていますが、それでも本好きの方に出会うと、とっても嬉しいですね(^^)。「本の感想」というのが個人で手軽に作れて、そしてとっても他人(というか私)にとって価値のある頁だと思っています。晴海様も是非いろいろホームページ等で紹介して下さい。
ではこれからもゆるゆるお願い致します(^^)。
坂本道保 < 大分市中春日町10-15 >
いつか商代の小説か歴史書を書いてみたいと思います。
書道専門店に勤めていますので、いやでも中国のことには詳しくなってしまいました。本気で神を信じた太古の人々を描いてみたいのです。
もしよかったら、返事をください。
書道専門店ですか!こういう「本をずっと読んで過ごした〜い」なんて生活をしていると本屋に勤めるというのに強い憧れがありますね(^^)。やっぱり本屋に勤めると本には強くなっていろいろお読みになる機会が増えるのでしょうか。「いやでも」なんてところがちょっと羨ましいですねえ。
そして小説か歴史を書いてみたいとはもっとすごいですね(^^)。私は想像力がないのか小説のイメージが今一つ沸きませんし、文章も自信がないので、小説を書く気は起こりません。
中国の太古の人々は本当に神を信じていたようですよね。青銅器にそれがよく表現されている気がします。もはや本気では神を信じられなくなっている我々からすると、今一つ想像がつかないものがあります。もっとも神を信じていたのは太古に限らず、かなり時代が下ってもそうである感じがしますが。最近、いろいろ読むうちに漢時代もかなり神とか、そういう「怪力乱神」を強く信じていた社会なのではないかと思うようになりました。
ところで宮城谷さんも商とかの話を書かれていますよね。彼の場合、伝説的な話や話も、かなり「人間臭く」書くところが魅力ですが、夏・商時代を書いた場合には流石に違和感を感じたものでした。つまり祭政一致時代なのに、その時のおどろおどろしさが少ないというか、まあそんな感じでした。
ちなみにこの訪記帳への御記帳に対する返事はこの「コメント」で勘弁して下さいね。メールを頂ければそれなりにメールで御返事しますが、御記帳に対する返事をメールで書くことは手間上、滅多にありません(済みません^^;;)。
あっ、といってもメールアドレスをお書きになっていないからメールも書けませんね(^^;;)。流石に「手紙」は御勘弁下さい(^^;;)。ともかくもまたまた御記帳していって下さいね!
hi < >
梶原 敦 < >
不明・特別殿堂の人物について 安慶恩は安禄山の息子です。陳舜臣の小説十八史略に記載があったと思います。 連称は斉の襄公を殺した人物です。史記の斉世家に記載があります。 管至父も斉の襄公を殺した人物です。史記の斉世家に記載があります。 隰朋は管仲の後継者と目された斉の名相です。管仲の没後すぐに亡くなっています。史記の斉世家、晋世家等に記載があったと思います。 おそらく他の人が既に指摘していることだと思われますがご挨拶代わりにお便りします。
今回のようなまとまった御報告は初めてで、助かります。御推察の通り、既に何人かにメール等で教えていただいていますが、本人怠慢のため、未調査で反映していません。そろそろ「不明」の所からは外しておきますね。
あっ、でも安慶恩は全く知りませんでした。陳舜臣先生のに載っていたとは不覚(^^;;)。う〜ん、でも連称は「中国の歴史」には載ってなさそう。しくしく。「小説十八史略」は手元にありません。
福井俊充 < t2197311@cnc.chukyo-u.ac.ja >
ウゥーム!これが心の底から歴史を愛するものが作ったホームページというものか。という驚嘆で いっぱいです。僕も非常に中国史が好きで、いろいろ知っているつもりでしたが、どうして、井の中 の蛙だったと痛感しました。これからもこのページを通し中国史の魅力に触れていきたいと思い ます。いや、本当に面白い!
はっきり言って知識量としてはあまり自信はなく、私の頁に来て頂く方や、ネット上で他頁や、各MLやインターネットニュースで活躍する皆様に、改めてその知識の凄さを日々感心させられています。
そういう方達と同じくらいだと自信があるのが「心の底から歴史を愛すること」ということくらいでしょうか。ホームページを作り始めて、改めて自分は歴史を好きなんだと感じますし、ホームページにもそれを出さないではいられません(^^)。そんなことが、怠慢な私がだらだらと更新を続けられてきたお陰の一因でしょう。
驚嘆して貰って嬉しいですが、私も多分福井様と同じような立場なのではないかと思います。私が頁を作ってから、多くの中国史好きの方が登場し、それらの発展に目を見張ると共に、自分の知識の少なさを感じさせられます(^^)。まあ最後は「好きで、学んでいるから他人云々じゃないよな!」とか思っています。
ではではまた遊びにいらして下さい!
屈如蒙 < s971103@yamata.icu.ac.ja >
>言い忘れ
「堯舜」の二人は「五帝」に数えられていると記憶しています。「三皇五帝以前」
の「以前」は抜いても構わないのでは?
>王安石
彼を高く評価した学者としては、日本では内藤湖南が有名です。その影響で京都学
派のほとんどが新法党びいきだとか。(^^;
ええっと、舜が「三皇五帝以前」となっているのは、その分類にもっと以前の人(神?)も入れたいからなんですよね。堯舜の二人は確かに五帝に加えられており、最後の二人に相当します。
さて、お知りかもしれませんが、三皇は伏儀、女カ[女咼]に始まり、五帝は漢民族の始祖とされる黄帝に始まります。では「三皇五帝以前」というからには、三皇五帝より前がいないといけないのですが、三皇の前に人物(人か^^;;?)はいたのでしょうか!?私の持っている書物では混沌とした世界から天地が出来上がったのは「盤古」という神がおり、彼が死んだことで大地や草木が出来たそうです。つまり彼のような伝説上の神・人物を出来る限り網羅するには「三皇五帝以前」という括りがよいと考えたわけです。
三皇は中国古代の歴史を纏めた司馬遷さえ、実際にいた人物とはみなしていません(司馬遷だからこそという見方もありますが^^)。後世の研究では「加上説」などとして後から加えたものとか、別な民族の神話を加えたものという見方があるようですね。まあ、でも神話があって、そこに人物(というか神だけど)が描かれている限り、排除する気はありません。まあ、そんなこんなで本当に「三皇」が「五帝」の前なのか怪しく、その周辺で出てくる共工やゲイなどを含ませたいことを考えると、「三皇五帝」では物足りなくて「三皇五帝以前」としました。う〜ん、でもそれなら正確には「三皇五帝時代以前」とすれば良かったですね。直すとしたらそうします。あっ、中国史人物雑伝では「伝説時代」とかしている(^^;;)。いづれどちらかに統一します。
へええ!内藤湖南の王安石評価については、またまたそれは知らないことです(^^)。いやあ、面白いですねえ(^^)。日本では東洋史では京都学派が強かったと聞きますので、そういうのも全体的な王安石評価に繋がったのでしょうか!?
でも内藤湖南は共産党には関係ない(というか時代的に早い)でしょうから、彼は独自な観点から評価したのでしょうか。いやあ、面白いです。彼に関する本を読んでみたい気になってきました。またいろいろ御教示下さい!
ふうりゅうてんし < 496r5035@mn.waseda.ac.ja >
こんにちは、ふうりゅうてんしです。王安石は中国が共産党政権に なっていらい、新法改革を行ったという理由だけで、評価されてき ました。つまり、単に革新派という意味合いだけで評価されてきて いる面があるのです。ただこの王安石の革新的側面には最近の 研究では評価が変わりつつあります。
「変わりつつ」というのは、単に「改革」だからと理由からでなく、きちんとその内容にまで踏み込んで研究が深められているということなのでしょうかね。それとも否定的に捉えられてきているのでしょうか。う〜ん、MLに相応しいような内容ですが(^^)。
東洋史(中国史)に興味を持ってます 4月から 中国語講座(NHKテレビ)始めました(爆) ちょっとずつ 東洋のルーツに近づこうと思ってます
でもまだやりたい。少しずつは進んでいる気がしないでもないでもないし。私としては中国語が喋れないでもどーでもなるかなと思ったりしているんですが(^^)。
私にとっては所詮ツールに過ぎないんですよね。たとえ日本語であろうと、それ以前に歴史が面白いですよ。中国語は、現在の旅行を楽しむための道具です。でも使えたら楽しいでしょうねえ。
う〜ん、最近の東洋史でも本来は漢文読みではなくて中国語で読むべきだという話があるそうですけど...その辺の話はよく分かりません(^^;;)
ふうりゅうてんし < 496r5035@mn.waseda.ac.ja >
こんにちは、王安石については佐伯富『王安石』中央公論社 という本もあります。文庫でしかも安価ですので入手しやすい と思います。王安石は評価の別れる人物です。その評価は いまだに決まったとは言い難いのです。中国史上でも取り扱 いの難しい人物ですね。でも、いつかは少し研究してみたい とは考えています。
う〜ん、でも最近は評価の方が高まっているんじゃないでしょうか。彼の場合は。評価の余地が残されているのは張居正とか、賈以道とか。王安石の場合はいろいろな意味できちんとしていたし(ああ〜、勝手なこと言っているかも^^;;)。
うん、でもそういう意味では裏切られそうにない人物としてやっぱり研究しがいがありそうですね。私もじっくり調べてみて自分自身で確証を得たい人物です(^^)