訪問者の方々98年1月分 |
訪問者登録をして下さった方々です.有り難うございました.下のほうが古い書き込みです。
コメントが遅れてしまい、申し訳ありません。個人的に忙しく、すっかり御無沙汰になりました。しかも書いたコメントは少なめになってしまいました。本当にごめんなさい(^^;)。これに懲りず、また気軽に書いていって下さい。一方、コメントを急いで書いたりしているので、失礼な文があったりするかもしれません。遠慮なくお申し出下さい。
皆さんの書き込みは本頁を作る私の活力の一つです。本当に有り難うございます(_o_)。またまた気軽に書いていって下さい。
「高崎 真哉」ホ−ムページに戻る
「私的中国史調査会」ページに戻る
始めましてjfkと申します。
まだネット上を放浪の末、貴方様のホームページにたどり着きました。
自分自身、昨年の4月に都内五反田にある某R大学の文学部史学科に所属し、東洋史(中国・唐代)を専攻していたこともあり、このホームページを見たとき、興味に駆られて、お邪魔いたした次第です。
まだホームページを良く見ていないので、コメントはありませんが、またお邪魔することがありましたら、何か書かせていただきます。
それでは失礼いたします。
うわ〜、東洋史学の方ですね。今も続けておられるのでしょうか。私は大学では理系でしたがその分野ではホームページ巡りをしたことなんてありません(^^)。とほほ、何やってんだか。
専門家の方から見れば思い入ればかり先走ったお恥ずかしい頁だと思いますが、是非是非また何か書いて下さると嬉しいですね(^^)。
QingShuiXiang < qsx >
はじめまして、自分は某大学の大学院(博士課程)で東洋史を専攻しているものです。
充実したホームページを拝見させていただきました。広範な時代の内容について、良く勉強し、比較的良くまとめてあって、とても感心致しました。これだけの興味と思い入れがあるのに私的な研究に止めておくのは非常にもったいない。是非、歴史学としての中国史を勉強してはどうでしょうか?
それと、大きなお世話だとは思いますが、小説などの物語と歴史的事実についてはやはり、はっきりと区別をつけて載せておくべきではないでしょうか?(客観的な史料と主観的な物語は文献資料としての地平では分断されるものでなく、連続するものであり、その区分の在り方に関しては異論があると思いますが)また、自分も大学院の博士課程に在籍はしているものの中国西南地方の非漢民族史を研究しているため、中央の王朝の歴史にとても疎くなっていますので、ちょっと心許ないのですが、一つだけ気になった点があったのでの述べておきます。それは「満洲」の表記が「満州」になっていたことです。後者の音は確かに前者に通じますが、史料のなかで「満州」という表記はまったく見ることはできないと思います。現在の中国語での表記でも後者は一切見られません。「州」の字を用い始めたのは戦後の日本の「当用漢字」、「常用漢字」が決められて後だと思います。清朝史、満洲族史の研究者で後者を用いる人は皆無です。何か、小言のようになってしまってすみません。
あと、書籍解題には中国語の文献も是非、欲しいですね。
それでは、今後の貴ホームページのさらなる発展をお祈り致します。再見!
過分なお言葉、感激いたしております!個人的には「趣味で終わらせたくないけど、人生をやり直すのは難しい」とか思っている身としては「是非、歴史学としての中国史を勉強してはどうでしょうか?」と言う言葉は心に来るものがあります(^^;;)。
さて御教示、本当に有り難うございます!(^^)。なるほどなるほど、確かに歴史学としての中国史をやるならば小説などの物語と歴史的事実の区別は厳密にしないといけないでしょうね。何しろ、私はもともと小説から入ったものですから、どうしても小説と歴史的事実の区別があいまいになりがちで、お恥ずかしい限りなんですよ。なるべく小説的な話を「これが事実だ!」みたいな形で述べることは避けるようにしたいのですが、多分あちらこちらに混同の部分が見られるのでしょう。しかしなかなか自覚できませんので、もし気がついたところがあればちょこちょこと指摘していただけると大変嬉しいです。
自分でも問題があると考えられる部分は、随分以前に書いた「中国史概説」とか、思い入れがかなり混じっている「中国人物雑伝」とか、小説と研究書が混じっている「中国史書籍紹介」(ただし本毎に分けているので区別をつけているつもり)とかですかね。
実際の所、私としても最近は小説的な楽しみより「歴史学」、すなわち「過去の歴史を学ぶこと」自体に楽しさを覚えるようになってきていまして、次第に小説からは遠ざかっているんですね。もともと小説などを読んでいても「本当はどうなのか」という思考が働きましたが、ホームページを作っている一年半の間にもそのような「歴史学的な」方向に嗜好が変わって行っている気がします。そんなわけですのでこれからは一層、より歴史学的な方向へと染まっていきたいと思っているので気長に見守ってやって下さい。
とはいうものの、漢文を読めるわけでもなく、結局の所、趣味的な捉え方しかできないのかなあ、とか飛び込む前に思ったりしています。ああ、人生って難しい(;_;)。一方、「満洲」に関しては全くお恥ずかしい限り!知りませんでした。これからぼちぼち直していきます。
ではでは本当に有り難うございました。これからもびしびし御指導下さいませ。
QingShuiXiang < >
中国史はいいっすよね。すばらしいです。
歴史に興味ある人は大抵、中国史から入りますよね。とくに三国時代。
ところで、セブンイヤーズ・イン・チベットみました。
あれは、中国政府怒るはずだよ。中国人、ほんと悪者だもの。
でも、チベットを併合してるのは本当なんですよねえ・・・。
今後、チベットや中国の将来はどうなることやら・・・
ややや、セブンイヤーズ・イン・チベットのそういう評判はあまり聞いたことがありません。気になっていたんですけど、なんかそれを聞いたら余計に見たくなってきました。
チベット問題は難しいですね。領土問題は難しい。チベットの独立運動を抑圧しているのは本当でしょうが、かといって独立を認めるべきかというとそう単純にはいかないでしょう。歴史的な背景があり、西洋の民族独立の歴史を単純に東アジアやその他にあてはめられるかという問題もある。中国なんて民族融合・統合の歴史ですからね。
また、そういう問題を微塵も持っていない特殊国家、アメリカ合衆国が他国の弱みにつけ込むように文句を言う筋合いがあるのかという感じもしますし。ユーゴとかの民族問題は欧米にとってより身近な問題だと思うのですけど、自分たちの民族問題もうまく言っていないでごちゃごちゃいうのかあ?って感じもしますし(←ああ、なんか勝手なこと言っている^^)。
もっとも以前、日本に来ている中国人の方にチベットについて聞いたら「あれはお金が欲しいために独立うんちゃらと言っているだけで、そもそも独立したら現実的に経済上やっていけるはずがない」とかいう話を聞きましたが、そういう言い分に対しては「民族独立の問題って経済上の為だけでもないだろうけど」とかって思いましたけどね。
ともあれ、独立運動の抑圧はまあともかくとして、現在の中国が五族共和を掲げている限り、まあましではないか、と思うのですが...
ちなみに「民主制」は私もそれなりに大好きで、中国にも取り入れて欲しいのですけどね(^^)。でも民主主義にして、国の一部が独立する場合ってあったのでしょうか。カナダのケベックとかは注目しているのですけど。あっ、ロシアなんてそうかなあ。でもあれは民主制に関係なく、共産主義が崩壊した以上、独立しちゃった気もするし。
民主制の国でもイギリスとかトルコとか、民族問題では苦しむというか、強圧的っぽくなることを見ると、独立問題というのは民主制にはあまり関係なく、やはり現代的な「国」、ネイションそのものの概念的に問題があるのでしょうか。ともあれ、漢族と蔵族の人々が出来るだけ血を流すことなく、納得しあって、問題を解決してくれることを願って止みません。
前川@考古研OB < >
人物投票で身元不明らしい史湘雲に関する情報。
どうやら「紅楼夢」の登場人物の一人のようです。
「「金陵十二釵」として数えられる者」らしいですが、
それ以上のことは、「紅楼夢」を読んだわけでもないので分かりません。
「紅楼夢」は大変美しい小説らしいですねえ。なんかそれで中国に興味を持ったとかいう方がおられました。
この情報はその方に聞いたのではなく、最近読んでいる、
魯迅の「中国小説史略」に載っている、紅楼夢に登場する人物の系譜からです。
三宅貴之 < mick@da2.so-net.or.ja >
はじめまして
私は中国史は大好きです。もちろん中国人も大好きです。(^^)
今まで中国史関連のページを真剣に探したことはなかったんで
こんなにも世界にはたくさんの中国史関連のページがあったことを
知ってとっても嬉しく思います。
私も三宅様のようにふと中国史頁を探し始めたのが運の尽きでした。つい一年半前には中国史頁って少ししかなかったんですよお、今はかなり増えてきて信じられませんけど。当時は「うほっ、中国史をちょっとでも扱っている〜」という頁を見つけると嬉しくて嬉しくて嬉しくて嬉しくてリンクに加えていました。さらに自分の「作りたいっ!」と思うような感じの頁がなくて、作ってしまったのが私的中国史調査会でして、それ以降はすっかり中国史頁作りにハマってしまいました。良い趣味が出来ましたけどねえ(^^)。
三宅様も楽しいインターネット生活を見つけて下さい!(^^)
>東ヶ崎さん 私も「中国反骨列伝」読みました。田単と文天祥は割と好きだったのでその反骨振りは知ってたのですが、ただ、一つだけ引っかかったのは超マイナーな揚阜と、諸葛瑾のどこが反骨漢だったのか?ということです。袁おう(漢字が出ない)は結構燃えて読んでました。
っと、最近、うちの同好会で(ちょっと難しい専門書なんですが)話題に登った本で、宇津木 章という人の、新人物往来社「中国史叢書 春秋時代の戦乱」というのがいいみたいです。
ちゃんと、発掘されたものの写真も入っているし、2200円という値段にしてはしっかりしている本です。ページが進むに連れて、難しくなっていくんですが、面白かったです。
おお〜、なかなか「中国反骨列伝」の話はあちこちで聞きますね。へえ、諸葛瑾も入っているんですか。う〜む、例の如く袁オウ[央皿]って誰だっけ?と思って調べてみたのですが、呉楚七国の乱でチョウ[日黽]錯を殺すように進言した人でしょうか。
教えていただいた本はいづれ頁で紹介させていただくと思いますので御了承下さいね。
ホームページ、いい感じに発展していますね(^^)。これからを期待しています。